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今回は、Nudie Jeansの日本における独占輸入販売を行う株式会社ヒーローインター ショナルのプレスリーダー、徳永雄光様にお話しを伺いました。 何故Nudie Jeansを日本に上陸させようと思ったのか、ヒーローインターナショナルとして うブランドの取り組みに関してどのように感じているのか、様々なことをインタビューしてきました。
インタビュアー:フェアトレード・ラベル・ジャパン インターン 大川愛加里
スウェーデン生まれのブランド「Nudie Jeans(ヌーティージーンズ)」について
Q.先日Nudie Jeansの日本上陸から10周年を迎えられたそうですが、日本市場で10年継続し支持されてきた要因は何でしょうか?
-Nudie Jeansは、2001年にLeeの元デザイナーであるマリア・エリクソンがスタートさせたブランドです。ブランドを立ち上げた頃から、「先を見据えた100年後も続くブランドをつくる」ことを目標にし、地球環境に配慮した取り組みとしてオーガニックコットンの使用を徹底してきました。ブランド発足から試行錯誤を繰り返し10年目にやっと、目指していた100%オーガニックコットンの使用が実現化されたんです。この、他にはない「100年先」を見据えた 積極的且つ「Nudie Jeansは世界でどこにも属さないデニムブランド」であることを、ひとりひとのお客様にお伝えしてきたことが、大きな要因ではないかと思っています。
Q.なぜ、Nudie Jeansというブランドを日本に出店することになったのですか?
Q.ブランドとして大切にしているコンセプトは?
Sustainability-持続可能性ですね。オーガニックコットンを扱う上で、様々な課題に取り組まなければならない使命感もありますし、持続可能な商品を生産していくことに終わりはなく、永久に未完な状態であるというところで、目標を掲げ続けて、地球にも良いものを作り続けることができるので。 来年の夏のコレクションでは、フェアトレード認証コットンの使用のほか、ブランドオリジナルの取り組みとして、生産者の生活向上のための“リビングウェイジ”のプロモーションに注力し、タグにも詳しく記載されています。
*“リビングウェイジ” :一定の生活水準を送るうえで必要となる賃金最低額のこと(出典:WEB労政時報)
Q.海外に比べ日本はエシカルファッション・エシカル消費の理解の浸透率は高いとは言えませんが、Nudie Jeansを利用される方々はエシカルに興味を持っていらっしゃる方が多いのでしょうか?
これまでとは違い、エシカルやフェアトレードについて興味を持っているお客様は増えてきています。[ty]のオープンもあり、感度の高いお客様と接する機会があることで、より理解をして頂けるようになりました。 また今年11月には、あるファッション雑誌にて、Nudie Jeansの取組みについて大きく特集を組んで頂いたため、読者の方々にブランドのサステナブルな取り組みに対する認知度も得られたのではないかと思います。 スウェーデンの本社では、季節の新しいコレクションを出す度に、発表の場でエシカルな取り組みについてのお話がありますが、当たり前のことをしているような、主張しすぎない話し方、しかしブランドとしての活動に誇りを持ち自信を持って一つ一つの商品を作っている所には、真のカッコよさを感じます。そのカッコよさやエシカルなメンズファッションブランドとしてのすばらしさを、私達も自信を持ってより多くのお客様に理解して頂けるようにしたいと思っています。
Q.ブランドにとってフェアトレードに携わることについての利点もしくは課題は何であるとお考えですか?
本国から得られる情報を見ていても、エシカルな活動に関してのネガティブな情報はあまり届いてこないんですよね。それよりもプラスになる点を考える、ということにフォーカスしているため、フェアトレードをはじめとした、地球規模なものはずっと続けていこうという勢いがいつもあるように感じられます。
Q.今後、Nudie Jeansはどのようなブランド展開をされるとお思いですか?
ヒーローインターナショナルとしても、これからNudie Jeansがこれからどのようなことをしていくのか、気になるところです。言えることとしては、今まで続けてきたことを継続していくこと。様々な局面を乗り越えて、いつかは 気づいたら100年経っていた、と言えるようなブランドになってほしい、そして我々もパートナーとして共に歩んでいきたいと思っています。
Q.このインタビュー記事をご覧いただいているみなさんに、メッセージをお願い致します。