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「見たい変化に自分でなる」— 2ヶ月のインターンシップで成し遂げたこと
今回は、国際基督教大学(ICU)在学時代に約2ヶ月間FLJでインターンとして活動、University of East Anglia, MA Globalisation, Business and Sustainable Developmentに進学し修士号を取得したのち、現在 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 Social Impact Officeにてコンサルタントとして活躍されている丹波小桃さんにお話を伺いました。
フェアトレード・ラベル・ジャパン
岡村仁乃(学生インターン 早稲田大学国際教養学部4年)
取材日:2020年6月22日 (月)
―では、そのようなきっかけで始めたインターンでは主にどのような活動をなさったのですか。
丹波:当時は私のほかに2名のインターン生と共に活動していました。シフトが一緒の時は、フェアトレードに関する調査、取材をしてFacebook記事を書いたり、企業向けのイベントのサポート、子ども向けの教材開発、Fairtrade Internationalの海外事務所から送られてくる文書の翻訳などを協力して行っていました。それが基本的なインターン業務だったのですが、当時の私は夏休みの間、週5日フルタイムでオフィスに置いていただいていたので、仲間のインターンのシフトがない時は、他にも何かできるのではと思うようになりました。そこで何か自身の大学で企画をやろうということになり、第一弾として材料が全てフェアトレードのベン&ジェリーズのアイスクリームを大学の売店に置いてもらうことを企画しました。FLJ元インターン生の先輩の協力も得て、一緒に大学に来てもらい、売店の店長さんにプレゼンをしたところ話が進み、数週間で店頭に置いてもらうことができました。
第二弾の企画としては、FLJと深いお付き合いのある、わかちあいプロジェクト(*1)さんのクッキーや紅茶を売店に置いてもらうため再び店長さんにプレゼンをしました。そうしてアイスと一緒に紅茶やクッキーも店頭に並べていただいたんです。ここまでの段階で売店との関係づくりというか、店長さんに「フェアトレードとはなんぞや」というところを理解してもらい、学生にも売れる!ということを把握してもらいました。最終的には、「大学オリジナルグッズをフェアトレードコットンで企画開発・販売する」というゴールを設定し、インターン期間中に企画書を作成して事務局長の中島さんにアドバイスをいただいたり、フェアトレードコットンイニシアティブ(*2)様をご紹介いただきブレスト会をしてコスト試算をしたりと2ヶ月のインターン期間にどんどん夢が膨らんでいきました。そしてその後の大学の「ドリーム・コンペティション」への参加へとつながっていきました。